Discography – 波多江崇行のアルバム

リーダーアルバム、参加アルバムのご紹介です。

Minister(ミニスター) 波多江崇行カルテット

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福岡で活動を続けるギタリスト、波多江崇行。先日、福岡中洲 RIVERSIDEで沖至をリーダーとするライブ演奏で、このギタリストのギター演奏を目にした。孤高のトランペッター、沖至のバックでの演奏は、その場の空気を的確に捉える確かな実力を感じさせる即興ギター演奏だった。

その波多江崇行の新譜がこれ、「Minister」だ。先日のライブでの演奏とは又、違う表情を捉えた録音であり、現在の波多江崇行のすべてが込められているといっていい渾身の一枚。

このギタリストの個性が一番良く現れていると思わせるタイトル曲から音楽は始まる。牧歌的でメロディ感覚に優れたフレーズが、澱みなく自然に流れ、てらいのない自然な情景の描写が何ともいえない風合い。トロンボーン、ベース、ドラムスとそれぞれ違った色彩が絶妙に混ざり合い、独特のマイルドな世界が形作られる。

その後も緩急をつけながら時にシャープに、時に急ぎ足に、時にゆるやかに、と基本、流線的なしなやかなサウンドを保ちつつ、 ブルース的味わいや、スリリングな交歓をはさみながら、迷いなく突き進む姿勢が実に新鮮。弦楽器としてのギター・サウンドの魅力を中庸なトロンボーン吹奏との語らいでじっくり聴かせてくれるところなど、日本人ならではの牧歌性がうまく表現されている。アルコ・ベースの取り入れ方も絶妙。瞬間瞬間のツボを押さえ、一体化していくドラムのこのグループならではのリズム感覚が心地好い。

起承転結の構成もしっかりしたプロデュース力で、日本のジャズの今日的個性がキラリと光る好盤。福岡で芸術家が息づく地域、糸島から地道に音楽を発信する波多江崇行。今後の活動にも目が離せない。

1. minister
2. rocinante
3. puddle
4. agricultural ceremony
5. wind
6. fetal movement
7. vampire
8. fogbound
9. can’t make kids pay

波多江 崇行 (GUITAR)
久保 盟(TROMBONE)
小野 としたか (BASS)
上村 計一郎 (DRUMS)

2014年9月21日22日 録音
*波多江 崇行による、メンバー紹介,曲目解説付

Catfish Records “Minister”のページ

FUKUOKA REVELATION ENSEMBLE
LIVE AT “RIVERSIDE”[JOYFUL NOISE 003]

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★元フェダインの人気テナーサックス奏者:川下直広を中心とした、福岡で活躍する強者インプロヴァイザー4人による一団:F.R.E.の、中洲リバーサイドでのライヴの模様を収めた渾身のフリー即興集。
●濃い口の情魂味を熱くほとばしらせながらダイナミック&フリーキーにイキイキと猛り吠えまくる、屈強で超軒昂なテナーサックスの大立ち回り攻勢!を中心として、威勢のよさ抜群のアブストラクトかつスピリチュアルな躍動的熱演が実に歯切れよくも骨太く、壮快に展開される高揚内容。
不穏でサスペンスフルな無調っぽいリアル・インタープレイ交感的行き方や、ノリのいいリズミカルなビートに乗せた協調型〜アンサンブル指向のグルーヴ路線、更には、落ち着いたバラード趣向と怪しい小競り合いバトルの混合展開など、スタイルは適宜多様に変化してキッチリとメリハリがつけられながらの、現代硬派フリー・ジャズの一典型らしい、烈しくも掴みやすい情緒性に溢れたエモーショナルな道程が形作られてゆき、各人の、腰の据わった完全燃焼のインプロ奮戦が、密度濃く鮮烈に見せ場を分け合ってゆく。
川下の、身を絞り切るような生々しい切迫感や強靱さと、どこかしらレイジーorデカダンなけだるさや脱力感、が絶妙に入り混じった、滑脱で表情豊かなエネルギッシュ・ブローイングが、さすが堂々たる貫祿でダントツに際立っている他、波多江の、ザラついた濁り感と澄んだ潤いを表裏一体化させた中々アジなトーンによる、ノイジーでありグルーヴィー・テイスティーでもあるニュアンス濃やかな機動的プレイ、も好インパクト。

1. Part 1 : Opening
2. Part 2 : Groove
3. Part 3 : Quiet Feelings
4. Part 4 : Last

川下 直広 Naohiro Kawashita(ts)
波多江 崇行 Takayuki Hatae(g)
みやい さとし Satoshi Miyai(b)
武井 庸郎 Tsuneo Takei(ds)

2013年3月13日 福岡”Riverside”でのライヴ録音

レーベル:Joyful Noise

Catfish Records “Fukuoka Revelation Ensemble”のページ

現在はministerとfukuoka revelation ensembleというバンドでcdを出しています。

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